粗大ごみを処分する場合に、地方公共団体に回収して貰う場合には、地方公共団体が指定する場所やエリアに粗大ごみを持っていく必要があります。小さいものであればいいですが、家具とかベッドとかになると、まず一人で持っていくのは無理です。また、テレビや冷蔵庫、エアコンなどになると、地方公共団体は処分してくれません。そのため専門業者に依頼するということになります。

粗大ごみ処分業者を依頼した場合のメリットとデメリット

粗大ごみ処分業者に粗大ごみを依頼するときの、最大のメリットとしては、とても簡単だということです。つまり、粗大ごみ処分業者が自宅まで取りに来てくれますので、基本的には粗大ごみを回収することに立ち会うだけということになります。ただ、粗大ごみ処分業者にも悪徳な業者がいて、例えば、ごみの回収は無料だけれども、別に作業がかかってしまったということで費用を請求されたりすることもありますし、業者によっては回収したごみを不当廃棄するということもあります。この場合、ごみの所有者が責任を追求される場合もあります。悪徳業者にごみの回収を依頼してしまうと、様々なトラブルが起きるので、粗大ごみ処分業者を選ぶというのは、スムーズにごみを処分する上ではとても大事なことになります。

粗大ごみ処分業者の選び方

では、実際に粗大ごみ処分業者を選ぶにはどうしたらいいのかということを考えていきたいと思います。一つは知人や友人に紹介してもらうという方法がありますよね。その際にごみの処分で全く問題がなかった業者を当然紹介してもらうのが前提条件ですが、その際に知人や友人がおすすめしてくれるのであれば、当然検討の余地があります。ただ、こういう例はあまりないと思うので、自分で探してみるということになると、日々ポスティングされている広告もあるでしょうし、インターネットで検索してみるとたくさんの粗大ごみ処分業者が表示されるので、まずは、気になった数社をピックアップしてみましょう。次に、ピックアップした粗大ゴミ処分業者の評判をチェックしてみるようにしましょう。粗大ゴミ処分業者の口コミはインターネットに数多くアップされています。例えば粗大ゴミ処分業者のウェブサイトだけではなく、ツィッターやフェイスブックなどのSNSなどでも粗大ゴミ処分業者の口コミをチェックすることが出来るので、こちらはできるだけこまめにチェックするようにしましょう。ここで数社から3社ほどに粗大ゴミ処分業者を絞るようにして、今度は実際に自分の目で粗大ゴミ処分業者をチェックしてみるようにしましょう。ここでのチェックポイントとしては、まず電話をしてみて、電話の応対をチェックしてみる。ここで丁寧に対応してくれるのであれば、見積もりなどの依頼をしてもいいと思います。あとは、メールで見積を依頼した場合に、迅速に対応してくれるかどうかということもチェックポイントです。最後に、見積もりをしてもらうために、自宅に来てもらうことになりますが、これで終わりではありません。ここで自宅まで来てくれた粗大ゴミ処分業者をチェックするようにしましょう。ここでのチェックポイントとしては
・約束した時間通りに来たか
・服装や身だしなみ
・正しい言葉遣いができるかどうか
・質問にわかりやすく答えているか
この4つをクリアすれば、最終的に依頼してもいいのではないでしょうか。やはり、粗大ゴミ処分については、業者が引き起こすトラブルが実に多いので、業者選びは慎重に選ぶ必要があります。前述しましたが、粗大ごみを不法投棄された場合には、そのゴミの処分を依頼した本人の責任も追及されます。その際に、しっかりした業者を選べばよかったでは遅いので、事前にしっかり選ぶことがトラブルを未然に防ぐという点でもとても必要なことです。